唐草やファンタジー色の強い作品を作りたいと思うようになったきっかけ
さてさて、前回のブログ記事ではブランドの体の良いコンセプトの様な物をお話させてもらいました。
しかし僕も普通(?)の人間ですw
幼少期からの色々な見聞や経験を元に「今こうしたい」という方向性が定まっただけで、初めからご大層な理念があったわけではモチロンありません…
というわけで、堅い言葉をやめ、もうちょっと掘り下げた身近なお話から、今の僕、ひいてはL.Incarnation(リインカーネーション)というブランドを形作る原点のお話をしていきたいと思います。
多分いちばん初めに唐草等のデザインに興味を持ったのは幼稚園の頃、自分の住んでいるアパートの階段の手すりに施された唐草装飾からでした。
といっても、今思ってみればあの頃気になっていたな…といったレベルのお話ですが…w
古めかしい装飾に本格的に興味を持ち始めたのは、当時大流行していたガンダムのプラモデルからです。
本来、近未来SFがテーマのガンダムという作品ですが、当時は子供向け(多分)に、戦国武者の甲冑を着た武者ガンダムや、中世騎士の格好をしたナイトガンダムなどがありまして、本家のアニメなどそっちのけではまった記憶があります。
また、ほぼ同時期に流行っていたファミコンでは、ドラクエやファイナルファンタジーなど剣と魔法の世界の中世ファンタジーが大人気でした。
とくに、ドラクエの武具などのデザインはとても好きで、攻略本の武器防具のページを眺めてはワクワクしていた、そんな少年時代でした。
小学校の卒業記念制作で、全卒業生は木彫りのオルゴールボックスを作ったのですが、上記の嗜好の影響なのか僕が掘ったのは全面に羽と尾を広げたフェニックスでしたw
思えば技術は非常に稚拙でしたが、アノ頃の方が今よりずっと体当たりで制作に励んでいた気がします…(反省
と言うわけで、剣と魔法の中世ファンタジーの世界観や、唐草というものが大好きな僕は、歳とともに技術を覚えるにつれて、いい年して「ゲームに登場するようなものを実際に装備したい!」と考えるようになったのです。
しかし町中で甲冑を着こむ方も珍しいと思いますので、身近な所でアクセサリーにしたらどうかと思ったわけです。
また話は戻りますが、L.Incarnationというブランド名も、元はReincarnation=輪廻転生・復活という言葉を元にしているので、小学校の頃に必死で作ったフェニックスモチーフをもう一度ブランドの顔として作ってみたいな等とも思ってます。
まだ商品数も少なく、かけ出したばかりのアクセサリーブランドですが、窮地に立たされても何度でも蘇るフェニックスのように力強く羽ばたいて行ければよいな…と少しカッコつけてみましたが恥ずかしいですね…ごめんなさいw
…次回は僕自身の自己紹介に続きますw